DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応のスマホ端末なら、2枚のSIMカードを装着可能。
OPPO Reno Aは、DSDV対応スマホの中でもかなり人気の機種です。
楽天モバイルやLINEモバイルのおすすめ端末の記事でも常に上位でご紹介していますし、実際にどの会社でも売れています。(おサイフケータイも防水も付いているのにかなりお安いですからね!)
でもDSDVって、
- どうやって設定するの?
- 通話はどっちもできるの?
- データ通信はどっちでするの?
などなど気になりませんか?
実際に試してみたので画像付きでご説明します。
DSDVとは?
DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)とは、1台にSIMカードを2枚装着可能でかつ、両方のSIMカードが4G(LTE)通信およびVoLTEで待ち受け可能であること。
例えば、楽天モバイルのSIMカードと格安SIM等他社のSIMカードを同時に装着できて、どちらのSIMカードでも電話やデータ通信ができるという事です。
楽天モバイルをデータ通信専用、他社回線を通話専用にして使うってのもありですね。

目次
今回使用したスマホ端末とSIMカード
今回試したのはこちら↓
使用したスマホとSIMカード
スマホ端末:OPPO Reno A 128GB (楽天モバイルで購入)
SIMカード:【SIM1】楽天モバイル自社回線、【SIM2】LINEモバイル(ソフトバンク回線)
ちなみに楽天モバイルのOPPO Reno Aは、楽天公式サイトではソフトバンク回線は非対応と記載があります。
しなしながら、OPPO公式サイトだと対応周波数はこちら↓
ソフトバンクで使用されている周波数帯は主にバンド1とバンド8なので、ソフトバンク回線が使えないわけないと思っていたんですよね。
LINEモバイルの
というわけで今回、LINEモバイル(ソフトバンク回線)のSIMカードを試してみたのですが、通話もデータ通信も問題なく使えました!
楽天モバイルではおそらく、ソフトバンク回線は検証していないため"非対応"と記載しているだけなのでしょうね。
楽天モバイルのOPPO Reno Aでソフトバンク回線が使えないのか…と思って購入をためらっていた方は、ぜひ再検討してみてくださいね。
▼今回使用したスマホ端末はこちら▼
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楽天モバイルOPPO Reno AでDSDVを試してみた
DSDV(2枚目のSIMカード)設定方法
step
1SIMカードを2枚装着する
まずSIMカードのスロットを開けて、2枚目として使用するLINEモバイル(ソフトバンク回線)のSIMカードを装着します↓
SIMカードを入れたことがある方なら特に戸惑うことはないはず。
ただし、左側は2枚目のSIMカードも入れられますが、SDカード(nanoSIM)を入れられる場所にもなっています。
そのため、2枚目のSIMカードとSDカードはどちらか片方のみ装着可能ということになりますのでご注意ください。
step
2SIMカードを2枚装着する
スマ本体にスロットを戻すと以下のような画面が表示されるので、”設定を修正する”をクリックします。
今回の場合、SIM1/SIM2は以下の通り↓
SIM1:楽天モバイル
SIM2:LINEモバイル(ソフトバンク回線)
step
3SIM2のアクセスポイントを設定する
以下の画面で"SIM2"をクリックし、
以下画面で"有効にする"をONにし、"アクセスポイント名"をクリックしてAPN設定をします。(※APNはアクセスポイントネームの略)
この設定は各社異なるため、ご使用のSIMカードの会社の設定手順をご確認ください。
LINEモバイルの場合はこちら↓
step
4データ通信をするSIMカードを切り替え、データ通信のテストをする(※任意)
前手順までで、新しく入れたSIM2(今回はLINEモバイル)で通話の着信や発信はできます。
ただし、データ通信できるのはSIM1/SIM2のどちらか一方の回線のみ。
データ通信の初期設定はSIM1のため、SIM2の回線でデータ通信したい場合はこの手順を実施してください。
まず、以下の画面で"インターネット"をクリック。
以下の画面で"SIM2"をクリック。
以下の画面で"切り替え"をクリック。
これでデータ通信で使用するSIMカードがSIM2(今回の場合はLINEモバイル)の回線に切り替わっています。
問題なくデータ通信できるか確認しましょう。(WiFiをOFFにした状態で確認するのをお忘れなく)
step
5通話のテストをする
通話については、受ける時もかける時も常にどちらのSIMカードも使用できます。
着信の画面はこんな感じ↓
上記の場合だと、新しく入れたSIM2の方の電話番号にかかってきていることがわかります。(ちょっと小さくてわかりづらいですねw)
発信の画面はこんな感じ↓
発信前に、”SIM1”の電話番号からかけるか"SIM2"の電話番号からかけるかを選択できます。
また、通話履歴にも"1"または"2"という数字が表示されるため、どちらの電話番号で着信した通話なのかを確認できます。
ちなみに、SIM1ってどっちだっけ…?SIM2…?ってなってしまいそうですが、先ほどのAPN設定と同じ画面で、SIMカード名を変更可能。
今回は実施しませんでしたが、これは変更しておいた方が分かりやすそうですね!
と、いうわけで通話についても着信/発信ともに確認しておきましょう。
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DSDV対応端末使用時のの注意点
DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応機種なら2枚のSIMカードを使用可能。
どちらも音声通話に対応したSIMであれば、電話番号を2つ持つことができ同時待ち受け可能なため、どちらの電話番号に着信しても通話することが可能です。
ただし発信は片方のみなので、どちらのSIMカードの電話番号から発信するかを選択してから発信する必要があるためご注意ください。
また、データ通信はどちらか片方のSIMカードのみ。
切り替えて使用することになるため、データ通信をさせたいSIMカードを設定することを忘れないようご注意ください。
DSDVの注意点
通話は両方のSIMカードで着信/発信が可能。(発信時はSIMカードを選択)
データ通信は片方のみ。
ちなみに、デュアルSIM端末の中には、DSDVではなくDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応端末もあります。
DSDSも基本的にはDSDVと使い方等は同じですが、DSDSの場合、片方のSIMカードで4GLTE回線が使えず3G回線のみとなります。
現在は4GLTEが主流なので、デュアルSIM端末を購入する際はDSDSではなくDSDV対応端末を選ぶことをおすすめします。
▼今回使用したスマホ端末はこちら▼
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DSDVは、格安SIMとキャリア回線の2枚使いがおすすめ
今回私が試したのは以下の組み合わせ。
使用したスマホとSIMカード
スマホ端末:OPPO Reno A 128GB (楽天モバイルで購入)
SIMカード:【SIM1】楽天モバイル自社回線、【SIM2】LINEモバイル(ソフトバンク回線)
この組み合わせで使うなら、データ容量無制限で使える楽天モバイル回線をデータ通信に使うのが良さそうです。(ただし楽天回線エリアの方のみ)
もちろん以下のように他社回線で使用してもOK。
(例1)
SIM1:ドコモ
SIM2:LINEモバイル(ソフトバンク回線)
(例2)
SIM1:ソフトバンク
SIM2:楽天モバイル
格安SIMや楽天モバイルが気になるけど、完全に移行するのには勇気がいる…!という方なんかは、まずは2つのSIMカードを1つのスマホで使ってみてはいかがでしょう?
2つの回線を持っておけば、どちらのかの回線に障害があった場合も安心ですしね。
(ただし、そのスマホ端末がどの回線に対応しているかの確認は必要。OPPO Reno Aなら、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの回線すべてで使用可能です。)
また、電話番号は1つのみでOKなら、2枚目のSIMカードはFUJI Wifi
例えば、ドコモのギガホ(60GB)は6,980円ですが、FUJI WiFiのSIMプランなら100GBで2,980円です。
FUJI WiFiは格安SIMではなくソフトバンク回線なので通信回線も高速で安心。
キャリア回線1本で大容量通信(目安7GB/月以上)をしている方は、ちょっともったいないですよ…!
まとめ
DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応端末であるOPPO Reno Aでの、デュアルSIMの設定&使用イメージをご紹介しました。
DSDVってなんか設定が難しそう…!
実際はどうやって使うんだろう?
と思っていた方の参考になっていたら幸いです。
OPPO Reno AのようなDSDV端末は、"楽天モバイルや格安SIMは安いし気になるけど完全に切り替えるのは怖い…!"と思っている方には特におすすめです。
あなたも次のスマホ端末は、DSDV対応のものにしてみては?
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